えほん
怪物は生まれたのだろうか産まれたのだろうか。
双子にとっての「一番怖いこと」「本当におそろしいもの」は同じなのかな。
ひとつの同じことだと思っていることと、同じことだけど別々の視点から見ていると思っていることは同じなようで全く違う。
そもそもそれが同じだなんて一体どうしてそう思えるんだろう。
名前を手にいれて人間の跡を残して怪物はどこへ行ってしまうのかな。
双子にとっての怪物は、本当は誰だったのかなぁ。
紙袋の中に入れられたのと目があって、読んでと訴えられたままに『MONSTER』を一気読みしていたら夕方になっていた。
ヨハンの強烈な存在感のせい(寝るときに思い出すくらい)で主人公はお医者さんだったような....くらいの記憶しかなかった。
初めて読んだのは小学生ぐらいの時だったから、話が難しいな~と思っていたけれど、今読むと色々と考えさせられて面白い。
元々両親が集めていたとは言え、誰も売っていいなんて言うてへんけどな~
ちなみに全部を通して2巻の巻末シーンがいちばん好きです。
あの「親子」がいちばんきれいで温かい気がするから。